今週の読書86

フィンランド留学経験があり、現在フィンランド大使館で働く著者が、フィンランドのゆとりある働き方・生き方の秘訣を披露してくれます。

幸福度ランキングでは常に世界で四年連続一位のフィンランド。

日本と違って僕が素晴らしいと思う点は、社会保障の充実と、女性の社会進出の割合の高さ(重要なポジションに付く割合も)、出身大学で比較されないということですね。

それと、一人当たりのGDPは日本の1.25倍だそうですよ。

フィンランドのシステムをそのまま日本に持ってきても機能しないことはわかっていても、学ぶ点はたくさんあると思います。

ところで、フィンランドの国土面積はほぼ日本とほぼ同じサイズで、人口は550万人ほどと非常に少ないそうです。

人口問題について河合雅司さんは今週の読書50 | 藤岡歯科|広島県府中市の歯科医院 (fujioka-dental.com)で、結論として上手に小さく縮小することを推奨していました。

出生率は増える可能性が薄く、大量の移民を受け入れる土壌のない日本において、先行モデルとしてはフィンランドがお手本になりますかね。

今回も勉強になりました。