今週の読書50

日本の人口の減少は随分前から話題になっていますが、即効性のある対処法がないことも周知の事実。
この書籍では2017年から2065年まで(2016時点で執筆、2017年発刊)時系列で、人口減少がどのような社会問題を引き起こすかと言うことを、客観的な視点、資料を持って描かれます。
最後にその具体策についても、筆者の独自のアイデアを提言してあるのですが、読んでいて戦慄が走りました。
なんとなく想像はついていても、実際に具体例を並べられると、人口減少が突きつける現実は、オカルト映画よりもよっぽど恐ろしく感じます。
筆者のいう対策法のいくつかには、私的には納得できないものもありますが、ただ、大鉈を振らなくてはならない時は、今でしょ!