今週の読書18

首里城の火災は大変ショックなニュースでした。
以前、家族で沖縄を訪れたことがあるのですが、沖縄を訪れたら何としても首里城だけは見たいという僕の希望があり、沖縄の他の観光地以上に思い入れがありました。
何度か改修されており初期の建物とは若干異なるのかもしれませんが、真っ青な海と空をバックに赤い瓦の南国風といったらよいのか、日本に居ながらにして異国情緒漂う城の風景が今でも目に焼き付いております。
とにかくこの度の火災は残念でなりません。

さて、この本は島出身の著者が地元の人ならではの視点で、現代の沖縄の生活、習慣、風俗について、島の人でなければ知りえない情報が本に記されています。
特に気になった記事は米軍基地問題に関する話ですね。
沖縄の地元の人だからこそ米軍と隣り合わせで生きる不便さを肌身で感じているのででょう。
そういった堅い話だけでなく、沖縄のいろいろな情報を楽しく読ませてもらいました。
沖縄に旅行に今から行かれる方、あるいは行かれない方も、是非手に取っていただきたい本だと思います。