実家にこの本が転がっており、母が読み終わったからいらないというものですから、もらい受けて読みました。
村上春樹さんの本は何作か拝読しておりますが、手に取った作品がたまたまそうなのか、どれも夢なのか現実なのかというようなストーリーで結末も不思議な感じで終わった記憶があります。
読み始めは僕にはちょっと退屈で寝てしまいそうになりましたが、物語の中盤あたりから興味を持ってぐんぐん読み進め最後まで一気に読み終わりました。
はじめ不思議なタイトルを見て内容が想像できませんでしたが、読んでみると自分の近くでもありえそうな現実的なお話で、でもやっぱりファンタジー的な雰囲気もある不思議なお話でした。
装丁もシンプルで良いですね。