今週の読書33

先週は長谷部誠さんの書籍について書きましたが、続いて同じサッカー選手として海外で多くのタイトルを獲得している中村俊輔さんの書籍についてです。

言わずと知れたレジェンド的日本人サッカー選手で、マリノスからセリエA、スコットランドの名門セルティックでプレーし、欧州リーグで初めてMVPも獲得した方です。

前回の長谷部さんの書籍でもそうでしたが、こういうトップ選手というのは単にスポーツバカでなないのですね(失礼)。

もちろんサッカーを愛してやまない方たちですが、ただ好きなだけで、あるいは感覚だけでサッカーをしているのではなく、中長期的にも明確な目標を持ち、一試合一試合の失敗から学んで、それをノートに明文化して思考し次の試合に生かす、そういった高みに向かって準備と努力と反省を怠らないストイックさがあります。

もちろんスポーツですから(人生もそうですが)、良いと悪いときは当然あり、悪い試合をしたときはスパッと頭を切り替えられるないといけないとも書いてあります。

カズさん(三浦知良さん)も書籍で書いておられましたが、試合で失敗しても死ぬわけじゃないんだからと思える大胆さと、常に試合のために準備を怠らない慎重さと、プロスポーツ選手として長らく君臨するためにはこの相反する習性を併せ持つ必要性があるようです。

本当にすごい人たちです(当たり前ですが)。