– 本の紹介 – 「歴史のかげにグルメあり」

院長です。
梅雨の季節が来て、たまにパラパラと雨が降るときがありますが、夜はひんやりとして過ごしやすい日が多いですね。
7月になったら、一気にうだるような暑い季節になるのですかね。冷たいものを飲みすぎないように(甘いものもですね)気を付けましょう。

今回は、またまたおすすめの書籍の紹介です。

タイトルは「歴史の陰にグルメあり」です。

主に明治維新前から日露戦争あたりまでの時代のエピソードをもとに書かれています。
日本の歴史上で大きな出来事があった際に、重要な折衝ごとでコミュニケーションを円滑にするためにグルメが重要なキーになっていたのですね。
現在においても、外交や会議でお酒を酌み交わしながら食事をして、相手との距離を縮める、なんてことはよくある話。
この本では、歴史上の著名人たちが文明開化とともに西洋の食文化をいかに取り込み、消化し、そして日本文化に浸透させていったかがわかります。
この時代にこのような食文化があったのかと驚きます。

そして、歴史を学ぶあるいは復習するといった目的で読むもよし、今から歴史を学ぼうとするお子様たちだけでなく、大人が読んでも読みごたえのある内容となっております。

是非、お勧めです。