今週の読書101

テレビにたびたび登場される本郷先生の日本史解説本ですよ。
それも日本史に登場するメインキャラクターの、これをやったから失脚したとか殺されたとか、時の支配者たちの失敗談から歴史を読み解こうという試みです。
ただ年号や登場人物の名前を覚えるのでなく、どういう因果関係で歴史が作られてきたかを知れば歴史を興味を持って勉強してもらえるようになるのでは?というのは著者本人の弁。

ある税理士さんがおっしゃっていましたことですが、経営を指南する上で参考になったものは成功例ではなく、失敗例、つまりこれをしたから経営が傾いたとか倒産した、そういう話だそうです。
失敗の中からこそ学べるものは多い。
愚者は己の経験に学び、患者は歴史に学ぶ。
そういうものなのでしょう。