今週の読書83

最近はコロナ禍でリモートワーク、自宅からほとんど出ずに座り仕事の方が多くなっていることと思います。

私たち歯科医師も基本的に座り仕事で、それも口の中を覗き込む作業が多く、腰の痛みを訴えるいわゆる職業病なんですが、本当に悩んでいる人間が多いです。

かく言う私も10年ほど前までは坐骨神経痛で苦労しました。

今までスポーツらしいこともやっていなかった私ですが、プールに筋トレ、ランニングと少しずつ体を動かすことをし始めてからほとんどそういった症状は経験しておりません。

検診で血圧やコレステロールなど年々上昇していた値も正常になり、体は動かすものだなと実感しました。

飲酒も毎日していたのも、子供たちの塾の送り迎えが増えたおかげで週に3,4の飲酒に減り、これも検診での数値の正常化に寄与してくれていると考えます。

日々の飲酒を楽しみにしていたのができなくなったときは子供を恨みましたが(笑)、今は感謝しています。

あと、腰痛・坐骨神経痛で悩んでいた時に、同じように腰痛で悩んだ経験のある大学の先輩から紹介された書籍があります。

それがニュージーランドの理学療法士さんが書かれたこの「腰痛改善マニュアル」です。

難しいテクニックを要さず、簡単にできる目から鱗の腰痛改善メソッドで、私も長い間お世話になっております。

ただ、本書にも書いてありますが、なんでもかんでもトレーニングやストレッチに頼るのではなく、まずはお医者さんと相談しながら、大きな疾患がなければ体と相談しながら自分の体は自分で管理するとするという考えかたが大切だと思います。

腰痛に日々悩む方の参考になれば幸いです。