今週の読書61

伊坂幸太郎さんの書籍は何冊か読んでいますが、暴力的な、というか本能に訴えかけるストレートな表現でありながら、その表現には器用さや色彩もあり、想像の世界でありながら、現実的でもあるという、相反するものが上手に絡みあって同居する、独特の空気感のある作品をいくつも出されています。
読んでハズレなしです。

「生きられる限り、みっともなくてもいいから生き続ける…」このセリフが一番心に残りました。