今週の読書111

宮沢先生のお話の続編です。
前作では、今回のコロナを含めた感染症と微生物の基本的な知識、そして専門のレトロウイルスが主なテーマで、コロナウイルスのことは少し触れられる程度の内容でした。
今回は行政や有識者たちの今まで取ってきたコロナウイルス対策にウイルス学者として思うところを述べられておられます。
それに加えて、研究界や製薬業界、それをコントロールすべき行政の暗部が暴かれ、宮沢先生が関わった本業の研究以外の苦闘を知ることができます。
熱い研究者です。

私的には宮沢さんの訴えておられるコロナ対策の方法は、エビデンスも含め自分の腑に落ちます。
もちろんこれが絶対正しいとは言い切れませんが、宮沢さんのような意見も含め、議論がもっとあって良かったのでは?と思いたくなります。
とはいえ現場の人たちにしかわからない苦労もあるので、誰も責められません。
一番気になったのは、ワクチンによる長期的な影響です。
これは誰にも予想がつきませんが、宮沢さんの知見からするとこれから色々とワクチンの弊害が出てきそうですね。
4回目のワクチン接種は、さてどうしましょう?