今週の読書79

もう17年前になりますが、妻と新婚旅行に行った先がスイスでした。

僕の頭の中ではハネムーンといえば南の島に行くもんだと思っていたので、スイスに行きたいといわれたときはピンときませんでした。

スイスといえば登山、ハイジ、チーズフォンデュくらいしか思い浮かびマンでしたし、野暮ったい感じのイメージしかありませんでした。

それが、実際に行ってみたら、登山・ハイジ・チーズフォンデュのイメージはそのままに、スイスの素晴らしさに感銘を受け、大ファンになって帰ってきました。

さて、この「スイス探訪」は元警察庁長官で、あのオウムの狙撃事件にあったことでも有名になられた國松孝次氏が、スイス大使を務められていた際に実際に現地に住み、見聞きした経験も含め、スイスの歴史・経済・政治・文化など縦横無尽に語りつくす、そういう内容になっております。

一般的な観光本とは趣を異にし、より深くスイスの真の姿を知るきっかけになりました。

國松氏が言うスイスと日本には類似点が多くあり、日本人にとって学ぶところがあると説きます。

いつかまた訪れてみたいものです。