今週の読み聞かせ59

最近、LGBTという言葉を頻繁に耳にするようになりました。
絵本の題材にもなっているようです。
昔はこの手の本はなかったと記憶します。

描写は非常にソフトですので、小さいお子さんに読んであげることに対する抵抗はないと思いますが、お子さんからLGBTの説明を求められた時に、適切な答えを大人が用意しているかどうかが大切と感じます。
非常に繊細な問題であるため、お子さんが成長しながらLGBTで悩んでいる方が世の中にいるという事実を、少しずつ理解していってほしいと思っていますので、この手の内容を絵本で小さなお子さんに読んで聴かせるにはまだ早いのでは、と僕は悩みます。

僕自身、心の中でまだ少しLGBTに対する抵抗があるのでしょうね。
LGBTという事実があることは知っていても、それを目の当たりにした時に本当にその事実を受け入れられるのか。
どんな絵本もまず大人が読んで、理解しそして受け入れなくては。