世代交代

ドラマーの村上ポンタ秀一さんがお亡くなりになりました。

享年70歳。

学生の時に初めてこの方の演奏を聴いて、個性的なリズム・音色に大きく影響を受けた記憶があります。

音楽的に個性的な方ですが、見た目や言動もかなり個性的で、人によって好き嫌いがはっきり分かれるタイプの方です。

盟友のピアニスト、佐山正弘さんも2年ほど前に亡くなりました。

一つの時代の終焉を感じます。

そしてそのニュースを目にした同じ日に、パーカッショニストの小川慶太さんの所属するバンドが米グラミー賞を取ったことをこれまたネットで知りました。

38歳のパーカッショニスト兼ドラマーとして海外でも活躍する方で、以前から注目していましたが、実際の演奏をネットを拝見していたら日本人プレーヤーもここまで来たかという感じ。

ジャンルは多少違えど、猪俣武さんやジョージ川口さんの時代から、ポンタさん、大坂昌彦さん、そして小川慶太さんたちの若い世代の活躍が目覚ましい日本の軽音楽業界。

その中にあって、唯一無二の輝きを放ったポンタ秀一さん、お疲れさまでした。

そしてご冥福をお祈り申し上げます。