先週の「今週の読書39」で取り上げた書籍は伊坂幸太郎さんの「あるキング」でしたが、今回は日本サッカー界の言わずと知れたキングカズさんの書籍です。
三浦知良さんが日本経済新聞で連載していた記事を集めたものだそうで、記事の内容はサッカーがメインでありながら一般社会にも共通するような内容となっており、読んでいて大変勉強になるとともにカズさんご自身に対して持つ(こちらの勝手な想像ですが)イメージがかなり変わります。
プロスポーツ選手ですから当然でしょうが、試合はもちろんのこと、とにかく練習に関しても手を抜かない。
年齢による変化を感じながらも、それに合わせながら常に前向きに自分を高めようと努力されています。
また、カズさんを知るサッカー選手たちはこぞって言っていますが、飲みに行っても時間になったら次の日の予定を考慮し迷いなく帰宅するそうです。
もともとの能力がありながら、ここまでストイックにならないと生き残れない世界・・・プロスポーツの世界だけの話なのか?
ですが、この書籍では一般社会でも通じる組織の在り方や生き残るための術、仕事への取組み方など参考になるエッセンスが詰まっています。
サッカーを知らない方でも、十分興味を持って読破できますよ。