今週の読書32

以前、サッカーの三浦知良やつい最近亡くなったの野球の野村克也さんが書かれた書籍を読んだことがありますが、一流のスポーツ選手はただスポーツだけに精通するだけでなく、精神面や知力も優れていないとなれるものではないのだなと感じました。

三浦知良さんは、Jリーグができた時からのスーパースターとしてテレビでよく拝見していましたが、若いころはその実力と共に、ゴール後の派手なダンスや私生活も話題になっていましたので、実力はあるけどどこかチャラい印象もありました。

これがカズさんの書いた書籍を読んだらイメージが一変するんですね。

驚くほど仕事に真摯で(当たり前か)、努力家で繊細で、長いこと第一線で活躍できる方というのはこういう方なのだなと感じました。

今回の長谷部さんもレッズ在籍後、長い間ブンデスリーガで活躍され、日本代表のキャプテンも長い間任されている日本を代表するサッカー選手です。

書籍を読むとその人間性がプレーにも表れているのだなと感じました。

私よりも一回りほど年下なのに、自分なんかよりずっと大人の感覚を持たれており、どんな世界もトップで活躍される方というのは出来が違うなと感じました。

書籍の中で書かれていたことですが、長谷部さんは派閥みたいなものに属すことを良しとしない(群れない)ということを一つの信条とされているそうです。

僕の好きな言葉「和して同ぜず」ですね。

因みにこの書籍の売り上げは全額「東日本大震災」支援のために寄付されているそうですよ。

とにかく頭が下がります。