今年「むらさきのスカートの女」という本で芥川賞を受賞した広島県出身の作家、今村夏子さんは作家になるまでに絵本作家になろうとしたこともあったとか。
作家も絵本作家もどちらも大変ですが、絵本には絵本のむずかしさがあるのでしょうね。
当然ですが、絵も描けないといけないですから。
内容と文章だけ自作で、絵だけ他の方に書いてもらうという手もありますが。
そういった共著の絵本も多数存在します。
クリエイティブな仕事は楽しめればよいですが、アイデアが出てこなかったら本当に辛いでしょうね。
さて今週読んだ絵本はブルガリアの昔話をモチーフにしたもので、図書館で絵本を物色しているときにこの絵本の表紙の絵に惹かれました。
ある城の王様が、城でたびたび出現するという金の鳥の存在を知り、三人の王子に鳥を探しに旅に出るよう命じる。
王子たちは道中様々な予期せぬ出来事遭遇しながら金の鳥を探し連れ帰ろうとするというお話です。
とにかく色彩がきれいですよね。
日本の作家さんが書かれた絵ですが、ヨーロッパの雰囲気がする日本人らしからぬタッチで描かれた絵です。
寝る前に子供に読み聞かせすると、当然ですが読むほうも眠たくなります(笑)。