昆虫ってすごい

最近、世界的に食糧危機が懸念されており、食糧源の確保の必要性が叫ばれています。
お近くの中国では食肉の習慣化、アフリカの人口増化のほか、日本では食べ残しの問題など原因はたくさんあり、予防可能なものからそうでないものもあります。
そんな昨今、ヨーロッパでも応急的に食糧を確保する方法として、虫を積極的に食に取り入れようとする動きがみられます。
虫バーガーや虫ピザ、虫スナック・・・。
日本でもイナゴを食べる習慣のある地方もありますが、僕はどうもなじめない気が・・・。

昆虫食は受けいれられなくても、昆虫の行動学からは学ぶべきことが多くあります。
「昆虫はすごい」を読むと、今までの虫に対する印象が変わり目からうろこが落ちます。
こんな小さな世界が人間の世界と変わらず(同じ生物だから当たり前でしょうか)、人間界の縮図みたいです。
この本を読むと、普段の人間の理不尽に思える行いが、多少理解できる気がします。
すごいぞ、昆虫。