ドラマなどで歯科医師の役というと、なんとなく女性好きで(男性の歯科医師の場合)お金使いが荒く、ちょっとイケメン風で・・・というキャラクターが多い気がします。
あと、最近だと朝ドラの「まんぷく」で馬に乗った歯科医師の役で浜野謙太さんが演じたキャラクターは、おっちょこちょいででも人がいい愛されキャラクターでしたね。
ドラマや書籍で登場する医師はどちらかというと良いイメージなのに対して、歯科医師はうだつの上がらないイメージがあります。
また、絵本では「歯」や「歯科医」を題材にしたものは多少ありますが、その多くは「虫歯の成り立ち」や「歯磨きの仕方」を教えるような説教臭い内容のもので、僕自身が歯科医師ということもあり、子供たちに読み聞かせをするための絵本としてはなかなか選択肢に上がりません。
そんな中でも「歯医者のチュー先生」は好きな絵本です。
読まれた方もおられると思いますが、読み終わったら何か癒される、そういう内容ですので読み手も聞き手も満足できるのではないでしょうか?
今回の「はがぬけたとき こうさぎは・・・」は絵のしっかり感といいますか、重みのあるデザインに惹かれて借りました。
アメリカの方が書かれた絵本みたいですよ。
内容はちょっぴりメルヘンちゃんです。