原作はアンデルセンですが、「地位の高い人間が周りの評価に勘違いして、自分を本当に偉い人間だと勘違いしているさま」、という例えとしても使われる言葉として、日本人にとってもなじみ深いものです。
自分自身はそんなことない、と思いつつも勘違いするのが人間というもの。
自分に対する評価は甘くなるもの、とさる偉い方が確かおっしゃっていたはず。
それが他人から褒められればさらにふんぞり返ってしまうのもうなずけます。
ストーリーはみなさんご存じでしょう。
日本語のナレーションは野村萬斎さんのお父さん、野村万作さんです。
やはり親子ですね。
声色がそっくりです。
と言いながら初めて聞いたときは浜村淳さんだと勘違いしていました。
これも違う意味での「勘違い」ですね。