院長のつぶやき

ある歯科関連の雑誌を読んでいて驚きの事実を知りました。
今までこの事実を知らなかった自分が恥ずかしいです。

歯科大学を卒業された後、歯科医院を開業したものの、その病院を後輩に譲り、アフリカはマリに移住されてボランティアとして32年も活躍されている女性がおられる、その特集記事です。
日本歯科大学出身の村上一枝さんです。村上一枝先生 | 先輩からのメッセージ | 東京都国際交流委員会 (tokyo-tsunagari.or.jp)
アフリカを旅行中、貧しく食糧不足・医療の不足によって亡くなっていく子供たちを見て、小児歯科医師としてためらうことなくボランティアの世界に飛び込んだといいます。
学校や診療所の設立、井戸の掘削、マラリア等の病気の予防などその活動の範囲は広く、様々なところでその成果を残されているとのこと。
ただただ、頭が下がります。

2020年のノーベル平和賞の候補にも挙がったそうです。
でも、きっとご本人には今までの活動で得られたものの方が、ノーベル賞よりも大きいと思っておられると確信します。
本当に、ただただ、頭が下がります。