今週の読書41

池上彰さんの著書は、経済や歴史、宗教やその他様々な分野の知識をわかりやすく教えてくださるものが多く、自分に足りない知識を補う意味で大変お世話になっております。

この著書は主に学生に対して基礎的な知識を身に着けてもらうという意味で書かれたのではないかと思うのですが、小学校高学年から高校生くらいまでが本来の対象なのではないでしょうか?

病気、特に世界に大きく影響したウイルスによる感染症について書かれてある章では、ウイルスによる感染症がいかに人類の歴史を変えてきたかということに関して解説しています。

2014年発刊で6年前に出た書籍ですが、この時この書籍に書いてあることをもっと個人であるいは国全体、あるいは世界全体で議論し、対策を講じていれば今のコロナウイルス禍が及ぼす影響は違ったものになっていたでしょう。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というそうですが、学び続ける大切さを痛切に感じます。