絵本という楽しみ

院長の藤岡です。
平成が終わり、令和の時代がいよいよ始りましたね。
皆さまは、どういう印象を持って、このときを過ごしていらっしゃるでしょうか?
昭和から平成に変わったのは、僕が14歳の時のことですが、その時の感覚ははっきり覚えていません。
あー、年号が変わるのか、という程度の感覚だったと思います。
合理的なものの考え方で、西暦を利用する西欧人には、天皇即位で年号が変わる日本人の習慣は理解出来ないでしょうね。
僕も仕事や事務的な場面では、和暦よりも西暦の方を重用する傾向がありますが、何でもメリット・デメリットで全てを割り切るべきではないという思いもまたあります。
この度の元号の変更には色々思うところがありますが、子供たちの世代のために、令和が良い時代であって欲しいと願うだけです。

さて、話は変わりますが、図書館で娘と借りて来た絵本の紹介をさせていただきます。
いつもは一般の書籍を読みますが、絵本を子供と一緒に読むことも好きです。
つい最近読んでピンときたお話が、子供綱引き騒動です。
僕は小さい頃に、寝る前に良く親から絵本を読んでもらっていたので、僕自身も自分の子供たちに絵本を読むことが習慣になっています。
絵本を読むことは、子供とのコミュニケーションにも役立っています。

お話の詳細は、ご存知ないかたは是非一読いただきたいです。
このお話に出て来るようなお代官様が、今の世に居れば、令和の世も捨てたものでは無いと思えました。
ただただ割り切るだけでなく、全体の融和を考えたこのお代官様の採決。
大岡越前や水戸黄門をテレビで見ていた世代の僕には、この本は馴染みがある内容ですが、うちの娘たちには、どう響いたのか?

参考 子どもつなひき騒動福音館書店