ようやく長い梅雨が明けたと思ったら、うだるような暑さと、騒々しいセミの大合唱が始まり夏本番といった感じです。
わたくしが小学生だったころ、道端でセミの抜け殻だと思って拾って家に帰ると、実はそれは抜け殻でなくて羽化前の幼虫だったことがあります。
虫かごの中に入れて様子を見ていたら、殻の背が割れて中から真っ白で、まだ柔らかそうな体がゆっくりと姿を現し、徐々に成虫本来の色に変化していきました。
羽の先までしっかりと出来上がったところで、羽をバタバタと動かし始めたので慌ててかごから出して外に逃がしてやりました。
生命が誕生する姿を目の当たりにして、何とも言えない興奮を覚えたことを今でも鮮明なイメージをもって思い出します。
気温と湿度はここ最近のいつもの夏と何ら変わりませんが、いつもと違うのはコロナの見えない終息です。
カミュの「ペスト」では、猛威を振るうペストが最後は終息に向かいますが、途中では一進一退を繰り返しながら少しずつペストが勢力を失うさまが描かれています。
現代のコロナも同様の状況をたどると想像されます。
何とか凌いで次につないで、いつもの生活に戻ってほしいと願います。
コロナが一番の関心事ですが、中国の不穏な動きも気になります。
コロナ騒ぎのこの機に乗じて、南沙諸島からシンガポール、台湾に尖閣、そしてあわよくば日本も属国にしようと考えているのかもしれない・・・嫌な感じです。
考えすぎでしょうか?
「GO TO」などと言っている場合ではありません。