今週の読み聞かせ44

子供の頃に停電になって、急に周りが暗くなる恐怖を味わったことのある方は多いはず。
甚太な災害で何日にも及ぶ停電はもちろん、一夜限りの停電も出来れば勘弁いただきたいというのがほとんどの方の意見では?

そんな時、暗闇で目を凝らしながら、手探りで、いつもは使わない懐中電灯や蝋燭を探し当て、明かりがつくと少しホッとしたり、暗闇に慣れてくると、懐中電灯で自分の顔を照らして遊んでみたり…。
普段は望まない、そして通常と違う環境だからこそ見えるものがある、そして明けない夜はない、ということをこの作品は示唆しているのでしょうか?