歯の寿命に関係するかみ合わせ

院長の藤岡です。

人生始まって以来の、長期のゴールデンウイークに突入しようとしていますが、皆様はどのような過ごされ方をされるのでしょうか?長い休みで、僕はついだらだらと過ごしてしまいそうですので、時間を無駄にすることなく計画的に過ごそうと思っています。
また、ゴールデンウイーク中も診療する日を設けておりますので、ホームページにてご確認ください。

ゴールデンウイーク中の診療について

それでは、今回は噛み合わせに関するお話です。

4年ほど前にも、同様の内容を府中市の広報に記事を掲載したことがあります。
その時のタイトルは、当院のホームページの冒頭にある表題とほぼ一緒です。

広報の記事のタイトルを意識して、ホームページの表題を決めていないので、当院のポリシーは長い間変わっていない、ぶれていないということになるでしょうか。

それでは本来のかみ合わせについてお話します。

歯は体の中で一番固い組織だと言われていますが、その固い歯も長い目で見ると少しずつ変化をしています。

最近は歯医者さんに定期的にメインテナンスで通われる方が多いので、歯やお口の問題で悩んだことがないという方が増えておられます。

しかしながら、今まで歯のことで悩んだことがないという方でも、30代~40代くらいから、様々な要因で歯茎が痩せるために歯の根の部分が露出してきて虫歯になりやすくなります。

歯の根の部分はもともと歯茎に囲まれていた部分で比較的柔らかい部分ですから刺激に弱く、歯ブラシを日々強く当てる行為によっても削れたり、しみる症状が出たりします。

柔らかい歯ブラシで以前よりもやさしく、当て方に気を付けながら磨く必要が出てきます。

またかみ合わせのきつい方や強く食いしばる方も、歯がぐらぐら揺れて、歯の周りの歯茎が痩せてきて同じようにしみてくる原因になります。

50~60代以降の方で、虫歯にもなっていない歯に急に痛みを覚え歯科医院に飛び込んで来られる方が結構おられます。

お口の中を拝見すると、歯が真っ二つに割れています。

60歳ともなると、奥歯の永久歯が生えそろってから50年くらい、半世紀というのはひとつの歯の寿命なのではないかと感じています。

気が付かない間に少しずつ歯にひびが入っており、日々の繰り返す負担に耐え切れなくなって割れてくるのです。

更に、虫歯のない、歯の割れやぐらつきのない方で、顎の症状が出てくる方もおられます。

若い時に比べて、歯を支える骨や、筋肉、顎関節が柔軟でなくなり、そこに噛み合わせの問題が重なることによって、顎の症状が出ると考えられます。

歯科医院では歯のすり減り方や咀嚼の仕方、ヒビがあるかどうかの検査をして将来歯が負担に耐えられなくなる方に対してかみ合わせの治療を行います。

諸行無常、歯も少しずつ変化しているのです。