今週の読み聞かせ53

戦争にまつわる絵本はたまに読みますが、真実に基づいて書かれている物がほとんどですので、心に残ります。
この絵本の作者は、ポーランド人で強制収容所に入れられたのち、何とか救出されて渡米した経験を持つ女性です。
自身の辛い経験を経て、何とか戦争が無くなって欲しいという思いから、この作品を描かれていることをひしひしと感じます。

今現在も世界の多くの国で戦争が止むことなく続いています。
戦争で一番割りに合わない辛さを味わうのは一般市民です。
公共事業よろしく、言い訳を作って、とかく戦争したがるアメリカと同盟を結んでいる、切っても切れない関係の日本も他人事ではありません。
言うべきことはノーと言わないと。