アイドルの賞味期限

ここ数年、アイドル戦国時代という言葉をネットで良く拝見します。。

僕が名前を知っているだけでも、モーニング娘。、AKBグループ、ももクロがありますが、他にもご当地物を含めたら星の数ほど(は言いすぎか)アイドルグループが存在するみたいです。

その中でも、AKBグループはずいぶん前から活躍していて、いまだに人気が衰えていない気がします(といっても、おじさんなのでメンバー一人一人の名前は知りません)。

昨年のレコード大賞をたまたま見ていましたが、確かAKB、欅坂、乃木坂(だったと思いますが)が出ていて、大賞を取ったのは乃木坂46だったと思います。

賞の選定委員会が秋元康さんに忖度しているのではないかと思うくらい、秋元康グループがトップを独占していますね。

(でも、僕的には特別ゲストのピンクレディーが一番印象に残りました。)

秋元康さんといえば、僕らが中学生の時に、おニャン子クラブが大はやりしていて、学校へ行くと男子は大体その話ばかりという感じでした。

ただ、おニャン子クラブの人気はそんなに長続きしなかったのではないか、と記憶しています。

それと比べると今のグループはずいぶん人気が衰えることなく続いている気がします。

そのためにいろいろと選挙をしたり(AKB総選挙)、バラエティに出たり、握手をしたりと、いろいろと趣向を凝らして、延命じゃないですけど人気を維持しているのでしょうね。

その秋元グループの人気の原動力は、秋元氏のプロデュース力にあるといって間違いないでしょう。

手がける曲の作曲も秋元氏がすべて作成しているみたいで、サポートする製作スタッフがいるとはいえ、あれだけの数のグループの曲の作詞をすべて自分で行っているというのは驚きです。

そのうえ、自身で作詞した曲が大賞を受賞しているわけですから、ずば抜けた才能を持った人です。

ただ、この本の中に「汗をかく努力を怠ると運は逃げる」と書かれているように、彼は努力の人でもあることがわかります。

「企画脳」の中身ですが、要はよくある啓発本だったり、ビジネス書籍みたいなものです。

内容は普通ですが(失礼!)、結局この本に書かれているようなことが、芸能界の生き馬の目を抜くような変化の多い世界でも大事になってくるということでしょうか。

立ち止まったら死んじゃう、回遊魚みたいな人なんでしょうね。